
モルタル工事とは?左官仕上げとの関係や用途・施工例をわかりやすく解説|住宅・店舗におすすめの塗り仕上げ
2025年05月21日 07:38
「モルタル工事って何?」「左官との関係は?」——そんな疑問をお持ちの方に向けて、この記事ではモルタルの基本や工事の流れ、使われる場所、そして左官職人による仕上げとの違いをわかりやすく解説します。建築現場の基礎から、デザイン重視の空間仕上げまで幅広く活用されるモルタル工事。その魅力と施工のポイントをご紹介します。
モルタル工事とは?基本の定義と使われ方
モルタル工事とは、セメント・砂・水を混ぜた「モルタル」という素材を使って、床や壁、基礎、外構などに施工を行う工事のことです。大きく分けて以下の2つに分類されます:
構造目的のモルタル工事:基礎やブロックの目地、下地形成など
仕上げ目的のモルタル工事:内外装の意匠仕上げ(左官職人による)
モルタル工事の中で活躍する「左官職人」の仕事とは?
モルタル工事は、基礎づくり・下地調整・壁や床の施工など幅広く行われます。その中でも、表面の仕上げを美しく整える工程は、左官職人の技術が活きる重要な部分です。
つまり、モルタル工事と左官工事はまったく別のものではなく、モルタル工事の仕上げ工程を担うのが左官職人という関係です。
モルタル工事の主な用途と施工場所
住宅外構(階段・犬走り・土間)
基礎ブロックの目地埋め
床の下地調整
ガレージやアプローチの床面
店舗内装のカウンターや壁面(左官職人による意匠仕上げ)
モルタルのメリットと注意点
✅ モルタルのメリット
コストパフォーマンスに優れる
下地としての強度・安定性が高い
左官仕上げで表情をつけられる
⚠️ 注意点
乾燥時にひび割れが生じやすい
吸水性があるため、表面保護が必要な場合も
見た目にこだわる場合、プロによる施工が推奨
左官仕上げによるデザイン性のあるモルタル工事
モルタル工事は、構造や補修だけでなく、意匠性の高い空間づくりにも活用されます。例えば、
モルタル調のカウンター
グレーのマットな壁面
無機質な雰囲気の内装デザイン
これらは左官職人の手仕事によって、素材の質感や表情が活かされた「空間演出」として完成します。
モルタルと相性の良い仕上げ材
左官仕上げでは、モルタルをベースにさまざまな仕上げ材と組み合わせることも可能です:
モールテックス:高耐久かつ防水性が高く、意匠性も抜群(→ モールテックスについてはこちら)
ワックス・撥水剤仕上げ:保護と質感の調整
木材・アイアンとの組み合わせ:温かみと無機質感を両立した空間演出
大分でモルタル工事・左官仕上げを依頼するなら
株式会社エンワでは、基礎・構造に強い職人と、仕上げにこだわる左官職人が連携して、最適なモルタル工事を提供します。住宅から店舗まで、意匠性・耐久性を兼ね備えた左官仕上げをご提案します。
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まとめ
モルタル工事は、建物の基礎や構造を支える土台でありながら、左官職人の技術によって「見せる仕上げ」へと昇華する工法です。単なる施工ではなく、空間演出の一部として活用できるのが、モルタル工事の大きな魅力。大分県内で高品質な仕上げをお求めの方は、ぜひエンワにご相談ください。